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2008年8月31日星期日

がんの子どもの長期フォロー

お手伝いしてる研究会の、研修会でした。
テーマは「がんの子どもの長期フォロー」。時々もんのすごい勢いのゲリラ雨の降る中、約130人の参加者を迎えて、非常に濃い内容で行われました。


小児がんは必ずしも「死んでしまう病気」ではなくなった。
医療の進歩で一昔前だったら亡くなっていた子達が、ひとまずは元気になって社会へ戻っていく。

だけど強い治療は体にも大きな影響を残して、何年後・何十年後に「晩期障害」と言う形で再び子どもたちに襲いかかることがある。それは内分泌障害(背が伸びない、第2次性徴が訪れない・不妊)だったり、再発・2時がん(全く違うところにがんができてしまう)だったりと、様々。

また、過酷な入院生活は子どもだけでなく、親・きょうだいも含めた家族にまで、大きな影響を及ぼすこともある。重大な出来事に立ち向かってゆける、強靭な精神力と強い結びつきをもった家族ばかりじゃない。その時がまんしていたことが、ずいぶん後になって違う形で精神的に家族を苦しめることもある。


再発しなかったら終わりなのではなく、長期的に生存できたからこそ、新たに向かい合わなくてはならない問題が山とある。でも現実的には、治療が終わって再発しなければ、病院に来る頻度は減る。「学校を休まなくてはならないので」という理由で、本人は病院に来ないこともある。
さらに小児科医は、報道で言われているよりもさらに過酷で激務。些細な質問は外来に来てもできないこともある。それに対して、「よろず相談」のような形で看護師がかかわっている施設がいくつかある。しかし、多くの場合は診療報酬が取れないので、全くの「慈善事業」のような形で行われている。

えげつない話かもしれないけれど、これだけ病院が赤字で医療崩壊などと言われている中、いくら必要で有益であっても、お金の取れない事業は、残念ながら切り捨てざるをえないことが、現実。

・・・・こんな状況で、私たちは、何ができるのか。どうしたら良いのか。
講演と体験者(実際にがんから生還した方)の話を聞いて、真剣に考えさせられた1日でした。


20世紀は、病気が治ることが大事だった。
だけど21世紀は、病気が治って、さらにより良い生活に戻れることが求められている。

・・・この課題を受け止め、考え、動いていかなくてはならないと思いました。

がんの子どもの長期フォロー


自分が臨床の現場にどっぷりいると、やはり最新の研究結果とか、トレンドには疎くなりがち。病院の外に出て、世界も含めたいろんな所の動向を知るのはとても貴重な機会だし、自分で進んでそのような機会を作らなくちゃだよなぁと切に思います。

・・・・今日は、今年最後の朝顔が、とてもきれいでした。(寝坊して、ケータイカメラで撮るのが精一杯。。。一眼はどうした!?)

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