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2007年9月10日星期一

産科救急 -「親」の功罪は?-

<妊婦搬送>大阪でも19病院拒否、自宅で出産 06年7月 9月7日22時24分配信 毎日新聞


 奈良県橿原市の妊婦(38)が同県と大阪府の計9病院に搬送を断られて死産した問題と同様、大阪市でも06年7月、産気づいた妊婦が19病院に受け入れを断られていたことが7日、分かった妊婦は、かかりつけの産科がなく、搬送先を探している最中に自宅で出産。母体と新生児は20カ所目の同府内の病院に運ばれ、母子の命に別条はなかった。
 通常のお産では、妊婦は健診のため産科に通い、陣痛が始まった時に運ばれる医療機関は決まっている。橿原市のケースでも妊婦は産科にかかっておらず、消防が受け入れ病院を探した。
 大阪市消防局によると、今回の妊婦は30代。昨年7月24日夜、陣痛が始まり、午後8時11分ごろ、119番通報した。救急隊が駆けつけたが、かかりつけの病院がなかったため、その場で待機し、府内の病院に次々と受け入れを求めた。しかし、19病院に断られた。
 その間、妊婦は救急車内で待機したが、トイレに行くため自宅に戻った際に出産してしまったという。医師や助産師はおらず、救急隊員が介助したという。その後、搬送を受け入れる病院が見つかり、午後10時12分に自宅を出発。16分後に病院に到着した。
 同消防局によると、昨年1年間で産科に搬送されたのは2673人。このうち、かかりつけ病院など搬送先が決まっておらず、119番通報後、受け入れ病院を探したケースは135件あった。同消防局は「約9割は1~3回の依頼で受け入れ先は見つかり、平均すると2・3回。19件も断られたのは特異なケース」と話している。【根本毅】

このニュースのソース:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070907-00000136-mai-soci


・・・これだけ読むと、「産科医が少ない!救急体制がなってない!」って風に読めちゃうんだけど。。。
実は、「かかりつけの産科がない」ってところは、あまり問題にされていないところが、大いに問題だとも思う。。。

妊娠したらすぐに母子手帳を保健所にとりに行き、最初は4週に1回、その後2週に1回、お産が近づいたら毎毎週1回「妊婦健診」に行かなくてはならない。これで母・子ともに順調かどうかをチェックしてもらうのだけど、この時かかるのがいわゆる「かかりつけの産科医」。
最近は入院設備(=お産ができる施設)を持たないクリニックも多いのだけど、何かあった時はこのクリニックから関連病院を紹介してもらえるはず。

ところが。

妊婦健診は基本的に保険が利かないので(お産は「健康な人がするもの=保険が利かない」)、1回当たり安くても5,000~6,000円取られるので、「節約のために」行かない人が相当数いる。
で、産気づいたら119番に連絡してお産できるところを探してもらう。つまり、人任せ。(救急外来に突然やってきて、今からお産させろ、って人も実際にいた。。。)


しかしこれだけ採算が取れないからって軒並み産科をクローズしちゃう病院続出で、ただでさえ設備はおろか医師・看護師もベッドすらないのに、そんな急に言われたって、受け入れるのは非常に困難。

他の記事では「受け入れないなんて病院の倫理が問われる」なんて書かれてるのもあって、頭きて倒れそうになりました。。。ベッドがないから床に寝かせますか!?キャパを超えて患者さんを受け入れ、事故が起こったらどうしますか!?

さらにこんな方々は、「約束がきちんと守れない」とか「子どもに関心がなく、果てしなく虐待に近い」とか「入院費を踏み倒す(健康保険から出産費用が35万くらい支給されるにもかかわらず!)」とか、社会的にかなり問題がある方々が、明らかに多いのも事実。

何かと、医療者ばかり糾弾されるのだけど、「きちんと健診に行かない親」の責任を、ぜひ問うてほしいです。

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Comments

はい、私もそう思っていました。
何で、妊娠してるのに;通ってる産科;がないんだろう?って。
どうしようもない話ですわ!

ブログ;楽しく読ませていただいてま~す♪

同じく、それ思ってました。
どうしてかかりつけ医がないのかなぁ、って。

できれば、すぐ近所で産みたいから、産むところがないのは大変な問題だと思いますけど・・・。

こんばんわ

この話題、私も不思議だったの。なんで?って。
ばりーさんが書いてくれてはっきりしました。
こういう事って医療従事者から告発していって欲しいなと思います。私のように、実際にどうなってるのか知らずに「産科不足なのね」なんて言ってる人、多いと思いますよ。
ところで妊娠しても病院に行かない人が良いか悪いか分かりませんが、自分で選択したリスクは自分で負って欲しいですね。怖くないのかな?無いんだろうな・・・。

というか、こちらに住んでると「日本人はもっと言うべき!」と思う事がしばしばでね。必要な時に必要な事を声を大にして言えない自分が悲しい。
だからこそ言ってほしいなぁ、と。
ま、まずは自分からだけどね。

お仕事どう?
11月から12月にかけて帰国します。友人の結婚式よ。
会えたらいいな。

みなさま、コメントありがとうございますm(__)m
res遅くて、しかもまとめでごめんなさい・・・

ユッキーさん>
どの記事でも「なぜかかりつけの産科がないか」に触れられてなくて、マスコミの方々には見落とされてるんだと思います(T_T)
今まで「順調にいかないお産・赤ちゃん」を見てきたからかもしれませんが、何の問題もなく産まれて来るって、それだけでミラクルだと思うんです。健診を受けないことがどれほどのリスクになるのか、赤ちゃんにとってどれだけ怖いことなのか、もっと知ってもらいたいと思います。


まあもさん>
この近所もお産のできる設備を閉めるところが多くて、本当に困りますよね。。。


neeさん>
そういう方って「人として社会性に欠ける方」も多いのよ。。。「リスクを自分で背負う意識に欠ける方」と言ってもよいかも。

私の個人的な見方では、日本だと(特に医療は)何だかんだ言って最終的には助けなくてはいけないから(医師法で定められてる)、「リスクを自分で背負う」感覚には乏しくなるかもしれません。「何とかしてもらえるだろう」、みたいな。

日本人は「きちんと言える」人も少ないかな、とも思います。言えなくて、うちにこもらせてストレスにしちゃう。
私もそのうちの一人(^^;なので、「咬まない、でも言いたいことはきちんと伝える」を目標に、がんばります。

一時帰国するの!?
ぜひ会いたい!!あらかじめわかってれば休みが取りやすくなったから、ぜひ教えて!

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